祈り火 #2 先祖供養の迎え火
昨日8月13日はご先祖様をお迎えする盆の入り。
ご先祖様の供養、そして感謝を捧げる「迎え火花火」を打ち上げました。
ご先祖様の目印となる送り火を、一番近いところでお迎えしたい。
そんな想いをずっと抱き続け、ようやく実現できた花火。
今自分がここに存在できるのも、好きな花火を打ち上げていられるのも
ご先祖様があってのこと、はるか昔から繋がってきた命のリレーは「神秘」だなと。
打上を待つ間、そんなことをふと思った。
いつかこの「菊花」が多くの人の「祈り」「想い」をのせたシンボルとして、
広がっていくよう、自らの活動の決意をご先祖様に示した、
そんな花火でもあったような気がする。
和火師 佐々木厳
2020年08月14日