和火師佐々木厳

祈りを花火に込めて

暗闇の夜空に赤褐色の炭の火の粉が尾を引いていく。
そこには‘侘しさ’や‘然しさ’の他に何か暖かい命を感じることができる。
それが和火との最初の出会いでした。

何がそこまで私の心を揺さぶり魅了するのか。
その答えが知りたくて、
華やかな花火の世界から離れ和火の道を歩むことを決意した。

ただただ火を眺めているだけで、
しがらみから解き放たれ、心が暖まり鎮まっていく。
この感覚こそが私の求めていた答えでした。

古来から伝わる「火の働き」
花火の原点である「祈り」

この二つの要素を兼ね備えた「和火」は
人々の心を癒し、世界を癒す
そう信じているからこそ
この道に一生を懸ける価値があるのかもしれない。

和火師 佐々木厳