祈り火 ♯1 甲府空襲慰霊花火
昨日、念願だった「祈り火-菊花-」のはじめての打上が終わりました。
今回のテーマは二つ。
一つは1945年7月7日に受けた甲府空襲で被害に遭われた方々に向けた追悼慰霊の花火。
兵器や武器、人を傷つける為に使用されていた火薬を、花火として空へ打ち返す。
平和への宣言を込めた花火。
二つ目は邪気祓い。
悪疫退散は花火の一つのルーツである。しかしこの悪疫とは決してウィルスそのものだけを指すものではない。
ウィルスが蔓延することにより、人々の心に不安や恐怖が負のエネルギーが生まれる。
気が枯れることを「ケガレ」といいますが、この病のもとになる「ケガレ」を祓い
本来の活き活きとした姿を取り戻す。
コロナに負けない!という強い意志を込めた花火。
まだ始まったばかりの活動。
地球規模でみたら、すごく小さな一歩かもしれない。
それでも世界が良い方向に進むよう自分が今できることがやり続ける。
今後も日本全国、世界各地で祈りのシンボルである「祈り火-菊花-」を咲かせていきたい。
そしていつか賛同してくれる仲間が増えていくことを願って、、、。
和火師 佐々木厳
2020年07月22日